実質年率
キャッシングで借り入れをする際、借り入れ金額に応じた実質年率に基づいて利息が発生し、借り入れ金額に利息分を加えた金額が最終的な返済額となります。
この実質年率は一般的に金利と呼ばれているもので、各業者によって異なるほか、借り入れ金額によっても実質年率が異なり、借り入れ金額が大きければ大きいほど実質年率が低くなるように、ある程度の幅が設けられています。
以前までは金利を表す際に実質年率とアドオン金利の2種類があり、アドオン金利は借り入れ金額に利率をかけた値のまま完済まで返済し続けるのに対し、実質年率は返済による借り入れ金額の減少に伴い、利息も変化するというものです。
これら2種類の違いは最終的な利息分に差が出てしまうため、アドオン金利を廃止し、実質年率での表記が義務付けられるようになりました。
実質年率はキャッシングでの借り入れにおいて、返済が進むにつれて利息が少なくなっていくような仕組みですので、返済状況に合わせてしっかりと利息を把握しておくようにしましょう。